英語以外の言語も勉強したいという人はいるでしょう。私自身は英語に加えて、ドイツ語、フランス語、中国語を勉強した経験があります。その中で気づいたことを少々述べてみます。
ドイツ語とフランス語については、英語との相違点もある一方で文法や単語の類似点もあり、英語の知識を基にして学習しやすいです。何しろ一部の文字を除き使用する文字はほとんど同じです。知らない単語が出てきても、英語と同じ感じで辞書で意味を調べられます。スペルから発音も推定しやすいです。フランス語では入門レベルの単語は別として、ニュースなどを読んでいると英語と単語のスペルがほぼ同じものは多く、読みやすいです。ドイツ語では英語のCがドイツではKになっているだけの場合も多く、この場合も英語が分かっているとドイツ語での意味も当然分かります。
一方、欧州言語に慣れてしまうと中国語はとても分かりにくいです。表音文字の欧州言語と異なり表意文字です。日本語の漢字と微妙に違う文字と発音を一つ一つ、しかもたくさん覚えるのはとても難しいです。文法も英語との対比では覚えにくいです。