昨日および今日、たまたまいわゆる「ブラックリスト」に相当するドイツ語、フランス語の表現を見聞きしました。日本語では英語をカタカナ表記していますが、ドイツやフランスでは「黒」「一覧表」に相当する自国語単語をしっかりと用いて"Schwarze Liste"、"liste noire"となっていました。映画「スターウォーズ、フォースの覚醒」でも、日本の題名では「フォース」とカタカナにしていただけなのに対し、ドイツでは確かドイツ語の当該単語を用いた題名になっていました。日本ではカタカナの濫用について批判されることがありますが、日本人は欧州と比較して自国語で表現することが苦手になっているのかもしれません。