人に限らず動物は生まれてくればいつかは死にます。高齢になれば、何らかの病気で死亡する確率は高くなります。従って、もしも自分や家族が心肺停止となったときの対応は予め決めておくのがよいです。ある程度の年齢になったら、いわゆるエンディングノート等に自分はどうしてほしいか書いておき、家族にも話しておきましょう。そうしないといざというとき、急に病院から電話がかかってきて蘇生処置ををするかどうか聞かれ、判断に困ることになりかねません。
病院の方からも「心肺停止になったときは蘇生処置はどうしますか」と予め聞いてくる場合があります。そのときは「重病でもう長くはないのだ」と悲観しないでください。そういう人もいるでしょう。しかし病院や医師の方針として誰にでも、あるいはどうしても寿命がが限られる高齢者には広く予め尋ねるということがあります。