内科学雑誌のmedicina、2018年8月号の特集は「もっともっとフィジカル!」です。基本的な身体診察の特集で、現在私はこれを通読中です。これが面白い。看護専門学校の学生時代に、医学生向けに書かれた内科診断学の教科書(診察方法の教科書)を読み込んだのが思い出されます。
現在は確かに便利な画像診断機器や検体検査があります。それらにより身体所見だけでは確認困難なことも分かります。しかし基本に戻ってみるのも面白いです。身体所見だけでもここまで分かる、推測できるのかと思うと、身体診察の重要性が改めて分かります。しっかりと勉強しておくと自宅で家族が急病のときなども、対応を考える上で役立ちます。