ドイツの放送局Deutsche Welleでドイツ語のニュース記事を読んでいると、Vitalzeichenという単語が出てきました。文脈から「バイタルサイン(vital sign)」だということはすぐに分かりました。医療関係者であればご存じの通り、脈拍、体温、呼吸などを総称する用語です。日本語では英語をカタカナにして用いていますが、ドイツ語では自国語で表現しています。そしてドイツ語では日本語と同じように複数の単語をつなげて一つの合成語を作るいうことがよく行われており、Vitalzeichenのうち後半のZeichenは「印」「徴候」という単語です。初級レベルでは「印」という意味で覚える単語ですが、Vitalzeichenという言い回しとしても使われるといのうが印象に残りました。