ドイツの放送局Deutshce Welleのホームページでニュースを読んでいると、5人に1人には貧困の危険にさらされているという記事がありました。それをみていて今回は、看護学生の貧困の割合はどうなのかとふと思いました。医学部、薬学部など看護師以外の他の医療職の教育課程には、一定以上の学力と金銭的余裕が入学、卒業には必要です。看護の教育課程でも4年制大学では同様です。しかし、看護師や准看護師になるための専門学校の学生では事情が変わってきます。家庭は貧しいが将来のために学費の安い教育機関で手に職をつけたい、奨学金をもらえて数年間学校の設立母体が運営する病院で働ければその返済義務はなくなる、運営病院での就職義務は見方を変えれば就職先が確保されるなどの状況があると思われます。看護学生における貧困の割合を調査した研究を行うとどういう結果になるだろうかと考えてしまいました。