私が購読している新聞で、在宅で引き受けている仕事で依頼主との間に問題が生じ得ることが書かれていました。求人を出す側は応募者に対して「社会的礼儀作法を守れる人」といった応募条件を明記する場合が多くあります。その一方で、受注側からみても礼儀を発注側に要求したくなることがあります。
例えば日数を要する大量の校閲作業を予約してきていたのに、待機させたままなかなか仕事が来ないことがありました。結局すぐに終わる少量の仕事となり、支払いもその分だけの少額とされました。私は他の会社の仕事を断って待機していたので、数十万円単位の損失となりました。また、トライアルと称して無料で校正作業をさせて「満足できる質だった」と言いながら、その後の仕事依頼は全くない会社もあります。
こういう対応をする人たちに対しては仕返しなどしなくても、きっといつかどこかで嫌な思いをさせられると思われます。今後取引相手から、他の会社との取引を優先されるなど、不利益を被るでしょう。