現在、届いたばかりの和文医学雑誌を通読しています。内科の雑誌ですが、皮膚科関連の内容を特集しています。皮膚科関連用語については、ワープロソフトでは難しい医学用語の漢字入力がやりにくいためか、「掻痒」「ざ瘡」など通常医学書で用いる文字表記と異なる文字になっている例をよくみかけてきました。編集部に今までも意見を伝えてはいましたが、なかなか改善されずにいました。しかし今回読んでいる雑誌ではきちんと医学書らしい文字表記がされていました。皮膚科雑誌の編集担当者の協力が得られたのか、医学書を正確に校正できる人材や外注先を見つけたのか、背景は分かりません。理由はどうあれ読みやすいのは喜ばしいことです。
ちなみに上記のような文字については、実際にネット上の記事では文字が正しく表示されない場合があり、わざとひらがなや通常のワープロソフト辞書にある漢字を用いることはあります。