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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

医学書でのエコー画像提示

    医学雑誌を読んでいるとエコー検査(超音波検査)の画像が示されていました。しかし探触子をどこにどういう角度で当てたのか、体に対して縦方向なのか横方向に当てたのかすぐには分からず悩んでしまいました。CT画像やMRI画像と異なりエコー画像では写真だけ示されても、今回の私の経験のように読者には何が写っているか分かりにくいことがあります。編集者はこういう点にも注意しなければなりません。探触子の位置、角度、縦断面か横断面かといった情報を図のそばに書く、あるいは図内に臓器の名称や矢印を入れたりといった配慮が望ましい場合があります。ただ医学教育を受けていない編集者では「医師ならば分かるのだろう」と考えて、対応を怠りたくなるのは想像できます。

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コメント

プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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