英文和訳の作業を頼まれました。急ぎの作業だったので、すぐに訳して納品しました。先方からはいわゆるフィードバックがその後に届きました。要するに校正を要した箇所の指摘です。訳す原文だけを見せられても分かりにくい箇所もあり、「あらかじめ伝えておいて」と思う事項はありました。それと同時に単純に自分が原文を読み間違えたいう箇所もありました。普通の原稿執筆でも翻訳の場合も、自分の書いた文章を見直したつもりでも、パソコン画面上での作業はどうしても失敗をしがちです。
紙に印字された場合と比べてパソコン画面では文字の正しい認識をしにくいという話を読んだことがあります。特に正確性を要求される場合や十分な報酬の時は、原稿を紙に印刷して対応というも考えられますが、急ぎの仕事や十分な報酬が用意されていないときは、どうしてもパソコン画面上だけの作業になり、他者の校正が必要となってしまいます。