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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

「抗体」と「抗原」の混同

    医師ではなくライターが書いたと思われる記事で「細胞表面に○×という抗体が発現した細胞」という感じの文書を見かけました。免疫細胞ならともかく、そうでもないのに変な文章だなと思いました。文脈からは「細胞表面に特定の抗原または物質の発現がある」ということだったので、その部分だけ、一カ所だけの単純な誤記かとも思いました。しかし一つの記事の中で同じ誤りを繰り返していました。どうやらその文章の筆者は、抗原と抗体の区別ができていないと思われました。初めて見る書き間違いで、こういう書き間違いもあり得るのだなと感じました。
 ちなみに高校生のときに受けた生物の授業で、抗原や抗体が出てきたときのことはなぜか今でも覚えています。
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プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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