先日は日経メディカルのサイトで、カナダで薬剤師をしている方が同国では薬剤師がインフルエンザ接種をできるようになっていることを書かれていました。そして昨日はフランスのfranceinfoというサイトで医療、保健関連のニュースをみていると、薬剤師が院外薬局に来た人にインフルエンザワクチンの接種をしているところの映像がありました。フランスでも薬局で接種できるようです。病院や診療所の予約や待ち時間を考えると、消費者には確かに便利かもしれません。安全性は診療所での接種と同じだとしても、病院や診療所の経営を考えると、客を奪われるわけでこの制度の導入に医師からの抵抗はなかったのかと思ってしまいました。
日本では病院や診療所で接種となりますが、今年の場合はコメディカルによる接種の是非以前の問題として品不足のようです。先日ある内科診療所の前を通ると「入荷未定で接種できなくなっています」という案内が掲示されていました。