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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

無給医問題

    新聞を読んでいると、無給医の記事がありました。大学病院では医師資格を持つ大学院生が医師として無給で診療に従事している、要するにただ働きをさせられている例が多いという内容です。私がこの記事を読んで最初に思ったのは、「なぜ今になってこの話題が出てくるのか」ということです。この状況はずっと前から認識されていたはずです。誰か大学院生が現状に耐えきれず、労働問題を取り扱う専門家や監督局に相談したのでしょうか。ちなみに医学大学の臨床医学講座の大学院では、入学資格として医師免許が必要になります。
 今回は臨床医学講座の大学院生が問題の対象ですが、基礎医学講座あるいは医療以外の大学の大学院生についても中途半端な状態と言えます。学生として大学院生は授業料を払ってはいます。しかし、教室により程度の差こそあれ大学院生は無給の労働力という面はあるように思えます。
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プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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