ドイツのDeutsche Welleのテレビ放送をみていると、私のドイツ語を聞き取りに誤りがなければ、寄付された母乳による未熟児への栄養投与が取り上げられていました。どこの国の話なのか聞き逃してしまいましたが、感染防止などのための処理の様子や、寄付を受けている母児の取材がされていました。
小児科や産科の授業で母乳と人工乳、牛乳との違いを覚えさせられたのを思い出しますが、母乳が優れているのは理解できます。しかし日本ならば他人の母乳では感染を危険を完全には否定できないこと、人工乳といえどもよい製品ができていることを考えると、母乳の寄付など考えられません。英語でネット検索すると母乳の寄付を呼びかけるサイトも出てきましたが、国による状況は違うのだということを改めて認識させられました。