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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

医療者が患者になるとき

    最近開院した下肢静脈瘤専門診療所の広告を見た後、自分の下腿の静脈に浮き出ている箇所があるので受診してみました。血管の超音波検査をすると、小伏在静脈に逆流はあるものの血管の直径はまだ小さく、血管内治療をするにはカテーテルが入りにくいとのことでした。弾性ストッキングを夏に使うのは煩わしいので、いずれ進行して静脈が拡大して文字通りの静脈"瘤"になることがあればそのときに治療することにしました。
 それにしても自分が患者の時も、職業病なのか自分の検査データを他人の検査結果であるかのように判読してしまいます。超音波検査中も自分の画像を見ながら、「カラードップラー画像でみると逆流がはっきり分かるな」「静脈の病気なので検査中の臨床検査技師は静脈ばかりみてるけど、深部には腓腹筋、ヒラメ筋がみえてるな」などと思ってました。
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プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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