最近開院した下肢静脈瘤専門診療所の広告を見た後、自分の下腿の静脈に浮き出ている箇所があるので受診してみました。血管の超音波検査をすると、小伏在静脈に逆流はあるものの血管の直径はまだ小さく、血管内治療をするにはカテーテルが入りにくいとのことでした。弾性ストッキングを夏に使うのは煩わしいので、いずれ進行して静脈が拡大して文字通りの静脈"瘤"になることがあればそのときに治療することにしました。
それにしても自分が患者の時も、職業病なのか自分の検査データを他人の検査結果であるかのように判読してしまいます。超音波検査中も自分の画像を見ながら、「カラードップラー画像でみると逆流がはっきり分かるな」「静脈の病気なので検査中の臨床検査技師は静脈ばかりみてるけど、深部には腓腹筋、ヒラメ筋がみえてるな」などと思ってました。