会社の健康保険を使っていて、定年などで退職間際に病院にかかることもあるでしょう。あるいは起業をしたが実際には代表取締役の自分一人しかいない会社だからと国民健康保険を使っていたが、年金事務所がうるさくて厚生年金や会社での健康保険の加入手続きをしたという人もいるでしょう。こういう移行期はできるならば病院受診は避けるのが望ましいです。移行手続きが完了して新しい保険証があれば問題はなく、それを使えます。しかし新しい保険証がまだないときは、全額自己負担の自由診療での受診になりかねません。移行後の保険の加入日が受診日前になっていれば、受診した月の月末までに移行後の保険証を病院窓口に持っていけば清算してもらえますが、その分の手間がかかります。