録画しておいた番組「仮面ライダーエグゼイド」をみていると、心エコー画像が出てくる場面がありました。細かい状況設定や物語の進行は述べませんが、大けがを負った患者に対して心エコー検査をするという場面で、両側の心房と心室が描出される四腔断面像が1~2秒出てきました。どうやら心嚢液貯留のある患者で実際に記録したものを利用しているようでした。その後の話の展開では、外傷性大動脈解離で心タンポナーデ(心嚢液貯留による循環不全)という設定になっていましたから、話の展開に合わせたエコー映像を利用していたと思われます。健常者の心エコー動画でも使っておけば1~2秒の短い時間ならごまかせるだろうにとも思いましたが、意外に細かいところまでこだわって番組を作っているのだなと感じました。