翻訳者募集の求人広告に数か月前に2社ほど応募していたのを思い出しました。ただこれらの会社からは履歴書送付後の連絡がありません。こういう会社は気の毒に思います。実際に注文が入って翻訳者に連絡を取ったとき、その翻訳者が快く仕事を引き受けてくれる確率は下がります。翻訳者はその会社の名称さえ忘れていて、正規の仕事の依頼であっても怪しく思うかもしれません。翻訳者が求人に応募したことを覚えていても、会社の態度は誠実ではないと判断して取引を躊躇するかもしれません。あるいは、収入が必要だから仕事を探しているのに、翻訳会社に登録されても仕事がなかなかないのでは無意味だと感じて翻訳業から撤退しているかもしれません。翻訳会社にも都合はあるでしょうが、自分たちも個人翻訳者から選んでもらう立場なのだという認識を持つ必要があります。