翻訳、原稿執筆、校正など、今後取引するかもしれない会社から秘密保持などの契約書に署名、捺印を求められることがあります。契約書の作成自体には全く問題はありません。要求してきて当然です。私が疑問に感じるのは契約書を読んで署名、捺印し、時間とお金をかけてそれを先方企業に送付した後、全く仕事の依頼のない場合が多いことです。はっきりいって、これでは契約書に署名や押印などしていられません。相手の企業にしても無駄な書類を保管しておくことになります。双方に不利益しか生みません。このような慣習はやめにしたいものです。といっても契約書作成がだめといっているのではありません。仕事を実際に頼むことがあったときに契約書をかわせばよいと思われます。