翻訳者向け募集サイトでこのような条件でのフリーランス翻訳者の求人を見かけました。この条件を満たせる人はいないだろうなと思いました。仕事も含めて日常生活を送っていれば、電話やメールに対応できない瞬間はたくさんあります。お手洗いでも電話の子機や携帯電話をもって入れというのでしょうか。他社に出向いて打ち合わせている間は、携帯電話の電源を切る人もいるでしょう。自分の仕事部屋にいても他社と通話中かもしれません。常時メールチェックをしていて他社の仕事ができるでしょうか。取引相手が会社であっても「担当の者は今、席をはずしております」と言われる場合があるはずです。
顧客獲得にために顧客のわがままを聞かざるをえない厳しい状況は想像されますが、下請けに無理な要求をすれば自分の首を絞めるだけとなります。下請けとの共存共栄をするにはどうすべきなのかよく考えたいものです。