微生物の名称はときどき変更になるものがあるので、編集作業用の参考書を買い換えました。書店の実店舗にて微生物学の教科書を何冊か見ていると、古い版と比較してページ数が増えていました。元来はコメディカル向けの教科書であっても、ページ数がしだいに多くなっています。教育機関の授業時間数は同じなのに、覚えることは増えていくのですから、医療系学生の負担は大きくなるばかりです。
ページ数が改定の度に増えている教科書がある一方で、内容を基本的事項だけに絞った微生物学の本もありました。あれこれ学生に知識を詰め込もうとしても限度がありますし、学生レベルの教育内容は厳選しないといけない時代かもしれません。