医学書、看護学書の専門書では頻出の誤字または漢字変換の誤りがあります。「偽陽性」と「疑陽性」、「灌流」と「還流」などです。「腸間膜」も「ちょうかん」「まく」と著者がi二つの単語にを分けて漢字変換すると「腸管膜」となってしまう危険があります。その他の例としては、医学知識のない人が校正をしていたのか一冊の本の中で繰り返し「策状配列」(正しくは柵状配列)という誤字を見逃してしまっていたのを見かけたことがあります。医学書の誤字には頻出のものがあります。医学書の校正者や編集者はそれらを熟知しておきましょう。何か変だなと感じたら、「専門家の文章だからこの表記でよいのだろうと思い込まず、確認してみましょう。