年間購読をしている内科学雑誌を今、読み進めています。今月の特集は不整脈診療で、長時間心電図記録法や電気生理検査における三次元マッピングなど、進歩には感動します。しかし、進歩の速度が速くなりすぎ、医療関係者も医学書編集者もそれについていくのは大変です。
今読んでるこの特集号ですが、編集者も医師の原稿を理解できずにいるのか校正が行き届かず、読者には分かりにくい文章のことがあります。「医師、研修医、医学生ならばこの文章でも分かるのだろう」と思ってしまうのもかしれません。医学部医学科を出てない編集者でも読みやすい文章、それは非専門医にも分かりやすい文章です。編集者の皆様には、分かりにくい箇所は原稿著者の先生に確認を取ってもらいたいところです。