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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

蚊刺症

    昨日、ラジオNikkeiの医学専門番組を聞いていると、「ぶんししょう」が主題になっていました。聞きなれない病名で、しかもラジオなのでどういう文字なのかも最初は分かりませんでした。「分子症」「分枝症」かなどと奇異な表現も考えましたが、「蚊に刺された時に生じる」と聞いて分かりました。眼科の用語で「飛蚊症」というのがあり、「蚊」は「ぶん」とも読むから、「蚊刺症」なのだろうと想像できました。
 この疾患は、蚊に刺された場所の症状だけでなく、発熱なども全身症状も伴い、EBウイルスが関与しており、NK細胞に感染していてその悪性腫瘍化の原因にもなるのかもしれないとの話でした。とても興味深い話で早速手元の皮膚科の教科書を開いて復習しました。ところで虫刺されの症状がひどい状態ともいわれる小児ストロフルスという疾患との異同はどう考えるか、皮膚科に素人の私は思ってしまいました。
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プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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