昨日短波放送のラジオNikkeiの医療関係者向け医学専門番組を聞いていると、強皮症を主題とした対談形式の番組がありました。聞き手の先生がその番組の締めくくりとして「古くなっていた自分の知識の更新ができた」という趣旨の発言をされていました。私も同様に感じ、とても勉強になりました。
特に印象に残ったのは、RNAポリメラーゼIII に対する自己抗体陽性の強皮症と悪性腫瘍の合併という話でした。私が初めていわゆる膠原病の学習をしたときは、皮膚筋炎と悪性腫瘍の関連はすでに知られていました。今回は皮膚筋炎以外にも悪性腫瘍を合併する割合が高くなる場合があるのだということが印象に残りました。