New England Journal of Medicineの2018年7月5日号を読んでいると、天然痘の治療薬についての研究論文がありました。その概要を説明した動画がこの雑誌のサイトでみられるので、それを今見たばかりです。根絶宣言が昔に出ているとはいえ、医学生向け教科書にはまだ解説が書かれているのだなと思ったことも以前にはあります。それでも改めて考えてみると、研究室レベルではウイルスが保管されていますし、バイオテロに使われる危険性は残ります。治療薬の開発をもしもの時のためにしておく必要はやはりあるでしょう。治療薬の開発が無駄に終わる平和な世界を願うばかりです。