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フリーランス医学書校閲者・医療翻訳者日誌

医学、医療関連の翻訳、校閲、原稿作成に関連した内容、医学雑誌を読んでいて感じたことなどを書いていきます。原稿校正、書き直し代行、翻訳などの依頼はホームページの問い合わせフォームからお願いします。英語の他に和訳はドイツ語、フランス語、スペイン語(独和、仏和、西和)でも私自身がしています。

メポリズマブ

    気管支喘息の治療薬として抗IgE抗体製剤のオマリズマブが登場したときには感動しました。そして現在ではインターロイキン-5 (IL-5)に対する抗体製剤のメポリズマブが我が国でも使用可能になっています。このメポリズマブはIL-5の作用を抑えることで好酸球性炎症を抑えるという薬剤です。
 喘息に対して新しい作用機序の薬剤が登場していることに感動するのは勿論ですが、このメポリズマブに関して興味深い研究がNew England Journal of Medicine 2017年5月18日号に掲載されています。従来はアレルギー性肉芽腫性血管炎またはChurg-Strauss症候群と言われた疾患、現在では好酸球性多発血管炎性肉芽腫症と言われる疾患の治療に用いた研究です。薬剤の作用機序を考えるとこの試みは当然とも思えますが、興味を持ちました。
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プロフィール

HN:
医学書校正者 & 医療翻訳者
性別:
男性
職業:
医学書編集・医療翻訳

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