翻訳者募集の求人をしても、翻訳会社にはよい人材が集まりにくくなっています。翻訳者を引き寄せるために翻訳会社はいろいろと工夫しています。自社サイトの採用情報ページで常時「急募」「至急募集」と書いておく方法、求人サイトで繰り返し募集広告を出している例は以前からみていました。今回某求人サイトみかけた手法は、少し前には日本語で求人を出していた会社が、今度は英語で書かれた求人を出すというものです。たまたまそうなっただけかもしれませんが、その背景を意地悪く深読みしてみると、前に募集広告を出していたのとは違う会社だと翻訳者に勘違いさせたかったのかもしれません。
今の翻訳業界の事情を考えると、いくら募集をしても、根本的に応募要件、報酬額など見直さない限り、もうよい翻訳者は集まらないと思われます。